これだ!と思ってからのもうひと掘り

勉強会で発表することで学んだこと、気づいたことシリーズの2つ目、「これだ!と思ってからのもうひと掘り」を書いていきます。
昨日の日記に書いた

  • その答えは本当の答えなのか?

にも通じるところがあるかもしれません。


動機とか原因とかを明らかにしたいと思うとき、まず「なぜそれがしたいのか?」とか「どうしてこうなったんだろう?」という質問を自分に投げかけます。
そして何分か考えたり、時には一瞬にして1つめの答えが浮かびます。


でもその最初に浮かぶ答えというのは、本質的な答えでは無い場合が多いので、そこから更に「なぜ?」と問いかけて2つめの答えを出していきます。そして3つめという風に繰り返していくことで、どんどん自分の内面の深いところにある答えを掘り起こしていくことができます。


そうして何度か「なぜ?」を繰り返していくと、あるとき「これだ!」と思う瞬間がやってきます。
これが答えだっ!と強く思う瞬間です。
そんな時、私は嬉しくなって少し舞い上がってそこで問答をストップしてしまっていました。


「これだ!」と思ったことをやってみてうまくいっていたときは何も思わなかったのですが、
「これだ!」と思ったことをやってみてもうまくいかないときもあるということに気づきました。
うまくいかないときというのは、まだ本質まで到達できていなかったということだと思います。


なので、回り道をしたくないなという時は、「これだ!」と思った瞬間にさらにもう一度「なぜ?」と問いかけてみる必要があるのです。
そのひと堀りで納得できなければ、さらにもうひと掘り。・・・


どこまで深めていけばいいか見極めるのが難しいところです。私にはまだその判断基準がはっきりしていません。これは今後の課題です。


ということで、今日はこの辺で。